この記事では
・長期投資
・分散投資
・投資に充てるお金の計算
について解説します。
長期投資
長期投資とは、文字通り長い期間にわたって投資を続けることです。
なぜ長期投資が大切なのでしょうか。
株価は日々、常に動いています。
そのため毎日株価を見て一喜一憂していると、精神的にとても疲れてしまいます。
株価は1年などの短い期間で見るとマイナスになることは普通にあります。
しかし、優良な商品を10年・20年と長い目で見ると右肩上がりになっていることが多いのです。
また、短期投資をするとパソコンやスマートフォンで株価を常にチェックする必要があり、とても大変です。
特に自分のお金が減っていくのを見るのは、精神的にもつらいものです。
その結果、途中で投資をやめてしまう人も少なくありません。
投資の世界には、こんな面白い話があります。
ある証券会社の調査で
「どんな人が一番投資で利益を出しているのか」
というものがありました。
すると意外な結果が出ました。
それは
「口座を忘れていた人」や「亡くなっていた人」
の成績がとても良かったというものです。
なぜこんなことが起きるのでしょうか。
理由はとてもシンプルです。
多くの人は、株価が少し下がると不安になって売ってしまったり、
逆に少し上がるとすぐに利益を確定してしまいます。
つまり、短期で売買を繰り返してしまうのです。
しかし口座を忘れている人は、当然ですが売買をしません。
その結果、長い時間投資を続けることになり、
長期投資の力(複利の効果)を最大限に受けることができたのです。
このことからも、投資では
「長く続けること」
がとても大切だと言われています。
分散投資
分散投資とは、リスクを低くするための投資方法です。
よくない例として、例えばあなたが
A社に100万円を集中投資した場合を考えてみましょう。
集中投資のメリットは、A社の業績が良くなれば大きな利益を得られることです。
しかし、もしA社が倒産してしまった場合、100万円すべてを失う可能性があります。
では、分散投資の例を見てみましょう。
例えば、有名な投資信託であるS&P500を50万円、
そして現金を50万円持っておくとします。
S&P500はアメリカの代表的な企業500社に分散して投資する商品です。
つまり、先ほどのように1社に投資するのではなく、
500社に分散して投資している状態になります。
さらに現金を持っておくことで、もしアメリカの株式市場が大きく下がった場合でも、
資産のすべてが減るリスクを抑えることができます。
株式投資でも、違う会社の株を買えば分散投資は可能です。
しかしここで注意してほしいのが、業種(ジャンル)です。
例えば、
「これからはAIの時代だから」
といって、AI関連の会社ばかり買ってしまうとどうなるでしょうか。
会社が違っていても、同じ業界の株ばかり持っている場合、
その業界全体が不調になるとすべての株が一緒に下がる可能性があります。
つまり、それでは本当の意味での分散投資になっていないのです。
分散投資では
・会社を分ける
・国を分ける
・業種を分ける
といったことを意識することが大切です。
いくら投資すればいいのか
「投資はギャンブルだ」と言われることがあります。
その理由の一つは、生活に必要なお金まで投資してしまう人がいるからです。
投資に使うお金は人によって違いますが、
基本となる考え方があります。
それが余剰資金です。
余剰資金とは
「生活に必要なお金を引いたあとに残るお金」
のことです。
余剰資金の計算方法はとてもシンプルです。
余剰資金
= 収入 − 生活費
例えば
・月収:25万円
・生活費:15万円
この場合
25万円 − 15万円 = 10万円
この10万円が、毎月投資に回せる余剰資金になります。
しかしここで注意してほしいのが
生活防衛資金です。
生活防衛資金とは
「もし仕事がなくなっても生活できるお金」
のことです。
一般的には
・会社員 → 生活費の3〜6ヶ月分
・フリーランス → 生活費の6ヶ月〜1年分
と言われています。
そのため投資を始める順番としては
① まず生活防衛資金を貯める
② その後に余剰資金で投資をする
という順番がとても大切です。
このことから、まずは自分の余剰資金を計算して、
無理のない範囲で投資を始めることが大切です。
まとめ
今回は、投資で失敗しないための3つのルールについて解説しました。
1つ目は 長期投資 です。
投資は短期で結果を求めるのではなく、長い時間をかけて資産を育てていくことが大切です。
長期で続けることで、複利の効果を受け、資産を大きく増やせる可能性があります。
2つ目は 分散投資 です。
1つの会社や1つのジャンルに集中して投資してしまうと、その会社や業界の調子が悪くなったときに大きな損失につながります。
複数の会社や業種に分けて投資することで、リスクを下げることができます。
3つ目は 余剰資金で投資をすること です。
生活費や生活防衛資金を確保したうえで、余ったお金で投資をすることがとても大切です。
無理をして投資をしてしまうと、価格が下がったときに不安になり、冷静な判断ができなくなってしまいます。
この3つのルールを守ることで、投資の失敗を大きく減らすことができます。
次回
ここまで投資の基本ルールについて解説してきました。
ですが、ここでこんな疑問が出てくると思います。
「実際にどんな投資を始めればいいの?」
次回は、初心者でも始めやすいおすすめの投資方法について解説します。


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